B’z / SHINE

こんにちは、wkです!

前回はアルバム「Brotherhood」の10曲目に収録されている

「イカせておくれ!」をご紹介させて頂きました!

ということで、今回は11曲目に収録されている

「SHINE」について書いていきたいと思います!

「Brotherhood」の曲紹介もいよいよラストになりました!

そんなアルバムのトリを飾るのが「SHINE」です。

この曲はもしかしたらアルバムの中では一番異彩を放つ一曲かもしれません。

始まるとまず聞こえてくるのはガットギターで奏でられる哀愁的なスパニッシュフレーズ。

それに合わせて手拍子やエモーショナルなボーカルがのっかった後

疾走系のハードロックナンバーへと変貌していく展開が熱いです^^

さて、そんなこの曲の聴きどころはなんと言っても

ギターとベースの掛け合い、そしてユニゾンではないでしょうか!

ここの演奏が本当にカッコイイんですよね~

途中で『オーレ!オーレ!』というフラメンコを思わせる掛け声が入る場面で

そのギター&ベースの掛け合いとユニゾンが聴けるのですが

両者ともにトンデモナイ速弾きに思わず息を飲んでしまいます(‘_’)

また、この曲の一番の聴きどころはそこになるのですが次点で

全体のベースプレイもかなり聴きごたえがあると思ってます。

B’zの曲は松本さんのギターと稲葉さんの歌声が映えるように作られているので

聴きどころがベースにあるというのは中々珍しいですね。

だからこそ印象的に聴こえるのかもしれませんが^^





そんな「SHINE」の歌詞の内容はというと

これがまぁ難しい歌詞で、解釈は難航を極めます(苦笑)

ザッと全体に目を通すと

【男女の恋愛関係】

だというのはわかるのですが・・

それが一体どのような関係性なのかは想像していくしかありません。

”切れそうで切れないしぶとい絆

きっとおまえにだって見えてんだろ

どこにいようがかまいやしない 悔いなく輝けよ”

“しぶとい絆” というキーワードが引っかかりますね。

「しぶとい」は悪あがき的な・・どちらかというとあまりいい言葉としては使われません。

その後の “悔いなく輝けよ” というのを見ると

女が自分の事情で男に別れを告げたことによって

相手を傷つけたり自分も傷ついてしまったのかなと推測。

というのはその前の歌詞では

”こみあげる想いはいつもおんなじで

変わってゆく風景の中におまえを見てしまう”

とあります。

つまり男はその場では女の事情に納得はして別れたけど

いつでもそのことを後悔しているのではないかと思います。

2番ではそんな男の後悔や本当の気持ちが描かれてます。

”運命なんだ 二つの人生が交わるのは

逆らっても離れても いつしか引き寄せられる

ひたすらにSOULを磨いて艶だして

気をとられ目を奪われ合い続けたい”

そんな願望を持つ男ですが、それはもう叶わないことだと悟っているようにも思えます。

何故か?そもそもどういう事情で別れることになったのか?

その理由はこの後の歌詞にヒントがありそうです。

”どっちが先に逝ってもいい そんな関係

花の命は短いってこと知ってるでしょう”

”最後の最後は一人ぼっち 胸の中にだけおまえがいる

どこにいようがかまいやしない 悔いなく輝けよ”

“逝ってもいい” というのはかなり直接的な表現です。

これをストレートに捉えると

女は死期が近づいていることを知り別れを切り出した・・というのが妥当ですね。

続く “最後の最後は一人ぼっち” からもそれが連想できます。

ただ “胸の中にだけおまえがいる” も含めて考えると

もしかしたら既に死別してしまったのではないか?ともとれます。

どちらにせよ、重くシリアスな内容であることには変わりません。

この歌詞に関してはこれからも考察と解釈を続けていくことなりそうです。

曲だけ聴くと情熱的でカッコイイ印象ばかりの「SHINE」ですが

物語に目を向けると情熱的だからこそ余計に深く考えてしまったりしますね。

色んな意味でアルバムのラストに相応しい曲だと改めて思いました。

皆さんにはどのように聴こえ、どのように感じるのでしょうか。

ぜひ色んな想いを張り巡らせながら聴いてみて下さい!

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