B’zの名盤!アルバム「Brotherhood」の総括

こんにちは、wkです!

これまでアルバム「Brotherhood」の収録曲を

一記事につき一曲ずつ紹介してきました!

正直まだまだ書き足りないことばかりなのですが

それでも個々の曲たちの素晴らしさはお伝えできたと思います!

今回はそのまとめとして改めて

「Brotherhood」というアルバムの総括をしていきたいと思います★



Brotherhoodが名盤と呼び声が高い理由

突然ですが、皆さんは名盤と聞いてどのアルバムを思い浮かべますか?

好きな曲が入ってるアルバム?それとも売れたアルバムでしょうか?

答えはその人自身にあります。

つまり十人いたら十通り基準があるわけです。

現にB’zは2018年現在で20枚ものオリジナルアルバムを発表していますが

それぞれのアルバムがそれぞれのファンにとっての名盤とされています。

その中でも特に「Brotherhood」は人気があり、名盤と呼び声が高いのです。

それは何故か?

僕が思うにそれは

【待ちに待ったハードロックアルバム】だからではないかと思っています。

元々、松本さんも稲葉さんも多感な時期に外国のロックを聴いていたそうで

根本に『ハードロックが好き』という気持ちがあったことは確かだと思います。

しかしデビュー当時、B’zの音楽性はハードロックというよりは

流行にのっとった打ち込みを多用したデジタルポップの音楽でした。

その後、長い年月を経てアルバムリリースの度に少しずつ音楽性を変えたB’z。

当然の如く、徐々にポップだけでなくハードロックな曲たちも増えていきました。

そしてその “ポップとロックの融合” こそがB’zとして捉えられるまでになりました。

デビュー当時、アイドルのような存在だったB’zに男性支持率が多くなってきたわけですね。

男性ファンの増加は彼らにハードロッカーとしての火も点けたのではないかと思います。

余談ですが「Brotherhood」が発売された前年に

「B’z The Best “Pleasure”」「B’z The Best “Treasure”」というベストアルバムを発表し

この二枚の累計売上は実に1000万枚以上の記録的な大ヒットとなりました。

後にこのヒットと次作にあたる「Brotherhood」について松本さんは

『過去のもの(ベスト盤)がこんなに売れてしまい、危機感を感じた。

だから「Brotherhood」はハードに行ったのだと思う』

と言及したことがあります。

これまでの音楽性とそれらの世間の評価に危機感を感じた

というのは紛れもない事実なのでしょうね。

しかしそういったことがあったからこそ

反動的そして衝動的なまでのハードロックアルバムに仕上がったのだと思います。

そして彼らのルーツにあるハードロックという音楽ジャンルを思い切りやることで

少しずつ増えていっていた男性ファンのハートをガッチリ鷲掴みにしたのでしょうね。

もちろんそれまでのB’zのエッセンスもふんだんに盛り込まれているので

女性人気も必然的に高くなり、結果幅広い層から名盤とされているというわけですね★




ということで、今回はアルバム「Brotherhood」について書いてみました。

改めてこのアルバムの人気の理由や名盤と呼ばれる理由がわかりましたね^^

総括すると

【唯一無二のハードロックアルバム】です!

次作の「ELEVEN」というアルバムでもハードロック要素は多く聴けるのですが

B’zの作品でこんなに無骨で真っ直ぐなハードロックアルバムは後にも先にもありません。

もちろん他のアルバムにはそれぞれの良さがあるのですが

「Brotherhood」でしか感じられない魅力がたくさんあるのです。

『最近の音楽あんまりガツンとこないなぁ・・』

そんなことをふと思った時

この名盤を聴いてみてはいかがでしょうか?

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