アルバムを一枚通して聴く上で大切なポイントとは?②

こんにちは、wkです!

前回の記事では、アルバムを一枚通して聴く上で

【時間で考えずに流れを感じてほしい】

ということまで書きました★

今回はその続きになります。

内容としては前回からそのまま続いているので

まだ読んでない方はそちらから読んで下さいね!

とはいえ

脈絡がないのもアレなので、ざっくりおさらいすると・・

一枚のアルバムを聴く上でそういう区切りをつけることや

流れを掴んだり感じることがとても重要という話でした。




では早速、本題に入りましょう。

繰り返しになりますが、僕は「Brotherhood」というアルバムは

「夢のような日々」までが前半で「銀の翼で翔べ」から後半という

区切りや感覚を持っているという話をしましたね。

「Brotherhood」には全11曲が収録されているのですが

最初の5曲が前半で、残りの6曲が後半ということです。

あくまで僕はこういう区切り方をしています。

また「Brotherhood」に関してはここから雰囲気も変わりますし

音楽的にも一気にメリハリがついてきます。

そういう意味でもここで区切ることによって

聴き手の気持ちも切り替わるんですよね。

ピンとこない人もいると思うのでわかりやすく言うと

【自分が聴きやすいようにセパレートする】

ということです。

たとえば

焼肉を食べたいな~と思って焼肉屋に行って注文したら

デッカイ肉の塊を出されてどうしていいかわからないみたいな(爆)

でもそれを部位ごとに切り分けて味付けや焼き方などを変えることによって

食べやすくもなるし、その部位に適した美味しい食べ方もあるわけです。

アルバムもそれと一緒だと思うんですよね。

”一枚聴くのに一時間前後かかるもの”ではなく

”数分の曲が数曲入ってるもの”として捉えてみて

まずは一日一曲ずつでもとりあえず全曲聴いてみて下さい。

その時にただ何となく聴くのではなく、できれば何かに集中して聴くといいです。

それは歌詞でもいいし、曲の構成でもいい、それぞれの楽器のフレーズや音でもいいです。

そうすると一曲に対する聴き方や感じ方が全然変わってきます。

一曲に対しての聴き方が変わってくれば

自然とアルバム一枚の聴き方が変わってきます。

区切ることで流れを掴めるようになるわけですね。

自分なりのアルバムの流れがわかるようになれば

一枚のアルバムを聴くことが楽しくなりますし

制作者側がどうしてその曲順にしたのかも何となくわかってきます。

つまり「どうしてその流れにしたのか」がわかってくるということですね。



音楽も小説や映画と一緒です。

【起承転結】

一曲にしてもアルバムにしても、その部分は必ず考えられています。

もし映画を観て「起承転結」ではなくて「承結転起」だったら

全く意味がわからないですよね?笑

でもそれを適切な順番で構成するからこそ

一つの作品として成立していると思うんです。

ただ、音楽の場合は基本的に一曲の中で物語が完結してしまってます。

言わば短編小説みたいなものです。

なので、それら数曲を良い流れで一枚に纏めるのは大変だと思います。

実際、曲順を決めるというのはかなり難しい作業のようで

色んなアーティストやバンドのインタビューを読むと

『曲順だけが最後まで決まらなかった』

というのをよく目にします。

でも、だからこそ

最終的に決定した曲順がそのアルバムにとっての最高の流れであり

この曲順で聴いてほしいという製作者側からの意思表示だと思うんです。

僕としてはそれを尊重したいので、アルバムは基本的に曲順で聴きます。

もちろん一曲だけ聴くこともありますし、シャッフルすることもありますが

それは正規の曲順で聴き倒してからですね(^.^)

ということで、まとめに入りますが

まずは一曲、それから一枚という考え方です。

”区切り”をつけたら”流れ”を意識してみて下さい。

きっと今までとは違った感じ方ができると思いますし

今まで気づかなかった名曲にも出会えると思いますよ!

長くなりましたが

ここまで読んで下さり、本当にありがとうございましたm(__)m

次回こそは「銀の翼で翔べ」について書きたいと思います!笑

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